「人的資本経営」とは、会社で働く“社員”を“会社の資本”、つまり“財産”として捉えて投資していくことで、持続的な企業価値の向上を目指していく経営手法です。
「人的資本経営=ウェルビーイング経営」と言われているとおり、社員が精神的・肉体的・社会的すべてにおいて満たされている“ウェルビーイング(=Well-being)”な状態を目指すことが一つの目標とされています。
2022年8月に、政府から人的資本の情報開示における指針(人的資本可視化指針)が公表されたことを受けて、本格的な推進がいま各企業に求められています。
株式市場において主流になりつつあるESG投資。ESGとは、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉ですが、国内外の投資家たちが環境や社会に配慮し適切なガバナンス(企業統治)がされている会社に投資(=ESG投資)しようとしています。なお、「人的資本」の項目はS(社会)とG(ガバナンス)に含まれています。
ますます加速する少子高齢化。人材確保がより難しくなり、人手不足に悩まされる企業が増加することでしょう。女性や高齢者を含む全世代が活躍し、一人ひとりを最大限に生かす「人的資本経営」に取り組むことで社員の満足度やモチベーションが上がり、離職率を下げるだけでなく、生産性もアップします。結果的に、次なる世代、優秀な人材の確保にもつながります。
いざ「人的資本経営」に取り組もうと思っても、「何から始めたらいいの?」と迷うところですよね。
多くの行政資料や公的機関の資料、国内外の指標、日本国内の法令や制度が個々に独立して存在しており、「人的資本経営」の全体像を自分ひとりでつかもうとすると、きわめて困難です。
また、上場企業における投資家向けの情報開示や「金融商品取引法」や「女性活躍推進法」など情報開示に関連する法令に大きくスポットを当てて説明されることも多いため、どこから一歩を生み出せばいいのかがわかりにくくなっている現状もあります。
このような思いを持っている皆様に
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